2010年4月から, 大学院総合文化研究科にグローバル地域研究機構( Institute for Advanced Global Studies, IAGS)が置かれ,そのもとで持続的平和研究センター( RCSP),持続的開発研究センター, アフリカ地域研究センターという3つの研究センターが新たに発足 しました。「人間の安全保障」 に密接に関連したテーマを扱うこれら3センターは, 教育プログラムとしての「人間の安全保障」 プログラムを研究拠点としています。
持続的平和研究センター(RCSP)では, 平和概念の再定義を含む,理論的研究,歴史的研究, 世界各地の紛争現場におけるフィールド調査, アクションリサーチ, 平和政策の批判的検討などの研究活動を中心として,実践的な研究や情報発信に努めてきました。
「 難民移民ドキュメンテーション・プロジェクト(The Pfoject of Compilation and Documentation on Refugees and Migrants, CDR)を中核プロジェクトとして,さらに活発に実践的かつ世界水準の持続的平和研究を展開し,持続的平和に関連する研究の柱として,難民とともに人権・ 人道法を導入し,新たに「国際法研修・研究ハブ」 グループが形成され,若い世代をとりいれた人権・ 人道法の研究を行っています。