スタッフ

キハラハント 愛

Ai Kihara-Hunt

持続的平和研究センターセンター長 / 東京大学大学院教授


所属

  • 東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム 教授
  • 東京大学大学院総合文化研究科付 グローバル地域研究機構 持続的平和研究センター センター長
  • 東京大学大学院総合文化研究科付 グローバル地域研究機構 持続的平和研究センター 国際法研修・研究ハブ ディレクター
  • 東京大学未来ビジョンセンター 安全保障ユニット 研究員
  • エセックス大学人権センター 客員教授
  • 国連システム学術評議会 東京連絡事務所次長
  • 学術ジャーナル「Global Governance」編集者
  • 学術ジャーナル「Geografia」セクション責任者
  • Global Alliance for Peace Operations (GAPO)


東京大学総合文化研究科「人間の安全保障プログラム」付教授。英エセックス大学より、元国連人権小委員会委員のFrançoise Hampson教授の指導の下、法学博士号取得。
国際人権法、国連平和活動(特に治安部門)の専門家。主な研究テーマは、国連の内部機構、国連警察、法の統治、アカウンタビリティ、移行期の正義、国際人権法。
ネパール、東チモール、スリランカ、インドネシア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スイス、イギリス、日本など、紛争国を含む各国で勤務。


2024年には国連平和活動局からの委託で「国連維持平和活動の未来、新しいモデル、および関連する能力」の独立研究チームのメンバーとして同研究を発表し、2024年の国連平和維持活動閣僚級会議の議論のベースとなった。同研究を基に、2025年には日本の内閣府の「今後の国際平和協力の在り方に関する研究会」の座長を務める。

2016年には国連警察指針政策委員を務める。
2006年から2010年には、国連人権高等弁務官事務所、ネパール事務所 にて勤務し、同事務所では世界初のプロジェクト運営に携わる。移行期の正義プロジェクト のプロジェクトマネージャーを勤め、人権・人道法侵害のマッピング(全体像の記録)を行う。また、治安部門の責任者、研修責任者を勤め、治安部門改革、特に警察・軍隊の教育改革、移行期の正義関連のイニシアチブ、研修企画・実行責任者として様々な試みを実行した。
2006年には、武装警察の人権ハンドブック を武装警察の担当部門と共に執筆し、武装警察の義務教育の一環として取りこむことに成功した。
それ以前の職歴は、国連人権高等弁務官事務所本部にて特別報告間制度の部門 で特別報告者補佐(人権担当官)、東チモール諮問委員会 のディレクター補佐、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスリランカ事務所 にて難民・避難民のプロテクション担当官、東チモール真実和解委員会 にて広報・アウトリーチ担当官、国連東チモール暫定政府(UNTAET) にて人権委員、国連東チモール支援ミッション(UNAMET)にて選挙管理委員、欧州安全協力機構(OSCE)ボスニア・ヘルツェゴビナ事務所にて選挙管理委員、英エセックス大学人権センター にてリサーチオフィサー、と、様々な機関での勤務経験を持つ。

2022年4月より現職。


関連リンク


研究活動・学術論文等